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要望書提出

新型コロナ感染拡大に伴うICTを利用した学びの保障および入院治療中の院内Wi-Fi環境の改善を求める要望書を提出

新型コロナ感染拡大に伴うICTを利用した学びの保障および入院治療中の院内Wi-Fi環境の改善を求める要望書を提出

要望書提出についてのご報告 (2021年11月19日)

先に、このHPにおきまして公表させていただきました「小児病棟におけるWi-Fi環境についてのアンケート」の結果を元に、私たちは、「新型コロナ感染拡大に伴うICTを利用した学びの保障および入院治療中の院内Wi-Fi環境の改善を求める要望書」を作成し、10月20日(水)に厚生労働省医政局へ、また、10月26日(火)には文部科学省初等中等教育局へお伺いし、無事、担当者に要望書を手交することができました。

要望書をお渡しした後、こちら側からは、コロナ禍で教育を受けられていない入院中の子供たち、自宅療養児やきょうだい児のこと、病棟の子供たちや付き添い家族の閉塞的な状況などをお伝えし、厚労省の担当者からは、Wi-Fi設置費用も対象となるコロナ禍の医療機関に対する継続支援補助金が10月以降も継続されることを教えていただきました。

また、文科省の担当者からは、全国の自治体に対して補助金を出している「タブレットやモバイルルーターの貸与」が入院中の子供たちにも適用されうるという情報をご教示いただきました。

なお、後日になりましたが、私たちの要望書に対する回答を求めたところ、メール文ですが、初等中等教育局就学支援・教材課 課長補佐から回答を得ることができましたので、以下にご紹介させていただきます。

【要望項目(1)】
入院治療中、外来治療中、自宅療養中の児童生徒ときょうだい児のICT教育を今すぐ実現してください。

【回答(1)】
1.文部科学省では、入院治療中の児童生徒等を含め、全ての子供たちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びを実現するため、「GIGAスクール構想の実現」に向けて取り組んでおり、1人1台端末の環境については、おおむね全国の小中学校における整備が完了したところです。

2.児童生徒の学びの保障の観点からも、端末の持ち帰りにより様々な場面でICTを活用した学習ができるよう、学校や家庭以外の様々な場所や場面での活用も踏まえて学習支援を検討いただくよう、自治体をはじめとする学校設置者等に周知を行っています。

【要望項目(2)】
入院治療中の児童生徒及び付き添い家族が使用できる院内Wi-Fi環境を今すぐ改善してください。

【回答(2)】
1.病院の施設・設備の整備については、各病院の経営判断等によるものと思われますが、文部科学省としては、入院治療中の児童生徒や、外来治療中や自宅療養中の児童生徒等を含め、全ての子供たちの教育の機会を確保することは重要であると考えています。

2.文部科学省では、累次の補正予算等を通じて、貸与用のモバイルルーター等の購入補助を行っておりますが、事業の執行に当たっては、低所得者世帯を基本としつつも、地域等の実情に応じて、自治体が必要とする整備数を補助対象としているほか、当該事業で整備した通信機器については、児童生徒の自宅等に限らず、柔軟に活用することも可能としています。

3.この事業は、令和2年度の補正予算によるものですが、一部は今年度に繰り越した上で執行しております。一日も早く環境整備を進めていただくためにも、整備が十分でない自治体に対して、まずは今年度事業の積極的活用を促しているところです。

今後、私たちは、地域の自治体や教育委員会に働きかけすることも検討していく所存です。変わらぬご支援の程よろしくお願い申し上げます。

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